厚生労働省のWebサイトによると、なんと「社会的容認限度を超える強さの口臭を持つ成人」は、平均15%も存在することがわかったんです!
つまり、20人に3人の口臭は「社会的にも容認できない臭さ」なんです・・・!!
歯周病の原因菌の多くが、歯周ポケットに潜んで、唾液、血液あるいは食べカスに含まれるタンパク質などを分解して口臭を発生します。
歯周病はほとんど痛みもなく進行していきます。
したがって、何の自覚もないのに家族から口臭を指摘されるようになったら、受診して歯周病の検査を受け治療を受けましょう。
虫歯が進行して歯にポッカリ開いてしまった大穴に食べカスは詰まりやすくなり、このような部分は歯磨きをしてもなかなかうまく磨くことができないため、口腔内の細菌が発酵して口臭を放ちます。
たとえ一時的にマウスウォッシュなどを使ってニオイが消えたように感じても、原因である虫歯を治療していなければ焼け石に水です。
心当たりがある方は、是非1度検診を受け適切な治療を開始してください。
親知らずの周りは細菌が溜まりやすく、口臭の原因になりやすい場所です。
横や斜めに生えている方は早めに抜歯をお勧めします。
副鼻腔炎や、肝臓病や腎臓病などの全身疾患が原因となって口臭が強くなることがあります。
これらは口臭以外にも自覚症状が現れることがほとんどです。
健康診断や人間ドックで病気が見つかった場合、まずその病気の治療をうけましょう。
※お口の状態は個人差が大きいので、
まずはご相談にお越しください。